皆さんこんにちは。神奈川県厚木市を拠点に、神奈川県・東京都内・埼玉南部・静岡東部で公共の土木工事・舗装工事や民間の建築外構を手掛けている西進開発です。
建設現場では、多くの職人が日々作業をこなしていますが、スムーズに作業を進めるには現場のまとめ役が必要です。このまとめ役を担っているのが、施工管理と現場監督です。
施工管理と現場監督の仕事はほぼ同じですが、細かい部分で仕事内容が異なります。建設業界で働くのであれば、仕事内容の違いを知っておきたいものです。この記事では、施工管理と現場監督の仕事の違いを解説しますので、建設業界について理解を深めたい方はぜひ参考にしてください。
■施工管理と現場監督の違いとは
施工管理と現場監督は、ほぼ同じ仕事をこなしており、明確な違いはありません。どちらの立場であっても、スケジュール通りに作業が進むよう、現場および全体の管理を行います。
一般的に浸透しているニュアンスの違いは、施工管理は現場管理と事務作業の両方を担い、現場監督は現場での作業管理が中心でデスクワークが少なめであることです。現場管理は、事故防止の対策や工事が計画通りに進むための監督、資材の発注などを担います。事務作業は、申請書類や設計図などの作成・予算の立案・現場の写真撮影及び写真整理・工事計画の策定などが主な業務範囲です。
どちらの呼び方を使うかは、会社ごとに判断されています。呼び方を選ぶ基準も会社によって異なり、事務作業や資格（施工管理技士）の有無で基準を定めている会社が多く見られます。規模が大きい会社では、現場管理と事務作業をそれぞれ別の担当者が請け負うケースが多い一方で、小規模の会社では全て1人で担うことが多いです。
■施工管理と現場監督の仕事内容
施工管理と現場監督が担う現場管理は、以下の4つの管理に加え現場での指導監督を行います。4大管理と呼ばれるそれぞれの業務内容を見てみましょう。
・工程管理
工期内に工事を完了させるために、工事全体のスケジュールを調整する業務です。天候不良が続いたりトラブルが発生したりしても、効率良く作業を進めるための工程表を作成するほか、重機の手配なども担当します。現場に携わる多くの職人が、スムーズに作業を進められるよう、調整力が必要です。
・原価管理
決まった予算内で工事が行えるよう、原価や経費の管理や人員調整などを行い、利益を確保する業務です。予算よりも原価が高くなると、会社の利益が減ってしまうため、重要な業務となっています。当初の予算計画からの誤差が少なくなるよう、人件費だけでなく重機のレンタル費や材料費などにも着目しなくてはいけません。
・品質管理
仕様書で求められている建物の品質や、法律で定められた建物の基準や強度を満たすための管理業務です。品質試験を実施し工程を進めるほか、施工記録を残すための写真撮影も担当します。建物の完成後に、強度や工法・品質などのチェックも行います。
・安全管理
建設現場で安全に作業が進められるよう、消火設備や手すりなどの設置・安全点検の実施・作業中の声かけなどを行う業務です。建設現場には、高所作業や危険を伴う作業も多いため、安全管理の仕事は必要不可欠です。
上記の4大管理のほかに、申請書類作成などの事務作業もあり、施工管理の仕事は業務全般の管理を行います。
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■施工管理と現場監督に資格は必要？資格の違いは？
施工管理の仕事には、1級・2級施工管理技士の資格があります。この資格は、土木・建築・管工事・電気工事・電気通信工事・造園・建設機械の7種類に分かれており、各資格で専門知識が必要です。
資格がなくとも施工管理の仕事を行うことは可能ですが、施工管理技士の資格を取得すると、監理技術者・主任技術者などの責任者として認められるほか、指定建設業とされる工事にも携わることができます。キャリアアップや給与アップにつながり、未経験からでも実務経験を積めば資格取得を目指せるため、多くの人達が取得を目指して日々取り組んでいます。
一方で、現場監督になるための資格は特にありません。
西進開発では、資格取得で職位も給与も増える仕組みにしており、2級で主任、1級で係長に自動昇格します。それから先は、自分次第ですが、最低限、国家資格保有者には報いたい評価システムとなっています。
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■「施工管理」求人を探す際のポイント
建設業において人材の需要が高まっている中、施工管理求人の数も増えています。多くの求人の中から、自分に合った会社を探すためには、どのようなポイントをチェックすると良いのでしょうか。
・いろいろな検索キーワードで探してみる
施工管理の仕事は、会社の規模や担当現場などにより、施工管理以外にも現場監督・現場管理など幅広い表現方法が使われています。自分の希望に適した会社を見つける機会の損失を避けるためにも、できるだけいろいろなキーワードで探してみるのがおすすめです。
施工管理求人を検索するためのキーワードとして、工事・土木・建設・建築・現場監督・人員管理・予算管理・スケジュール管理・品質管理・管理職などが挙げられます。
・仕事内容についてよく確認する
建設業の業種は多岐にわたっており、ひとくちに施工管理と言っても会社によって業務範囲も大きく異なります。入社前に描いていたイメージと入社後の仕事内容との乖離を防ぐために、応募時もしくは面接時に、仕事内容についてしっかりと確認することが大切です。
》建設業界ならどんな会社で働くのがおすすめ？ 注目すべきポイントを紹介
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■まとめ
施工管理と現場監督は、どちらも建設現場で安全かつスムーズに作業を進めるための重要な仕事です。会社や業務内容によって、呼び方は若干異なるものの、立場の重要性は変わりません。
より幅広い分野でキャリアアップと収入アップを目指したいのであれば、施工管理技士の取得をおすすめします。施工管理技士の取得により、国家資格が必要な指定建設業に携わることもできますので、より一層仕事の幅を広げられます。
施工管理技士としての資格や技術を身につけ、建設現場のスペシャリストを志している方は、西進開発で仕事に取り組んでみませんか。
■西進開発では公共土木工事の施工管理職を募集しています
神奈川県厚木市を拠点としている西進開発では、公共の土木工事・舗装工事や民間の建築外構を手掛けており、現在公共土木工事における施工管理職を募集しております。弊社の施工管理は、主に土木工事の5大管理（工程・品質・安全・原価・環境）を担当し、安全な工事を通して人々のインフラを支えます。これらの管理内容は、すべて建設現場で必要な取り組みばかりです。
弊社では、直接施工により現場の施工から管理まで一括で対応可能です。お客様から信頼してご依頼いただけることで、県や市などの案件で多数表彰実績を持っております。
社員が働きやすい労働環境を構築できるよう、環境面での取り組みも進めております。DX化の推進により、残業時間が月10時間未満と、残業時間の削減に取り組んでいます。さらに業務効率化を図るために、会社負担でのパソコン支給・オンラインによる勤怠管理・テレワーク・オンライン会議など、さまざまなシステムを導入しています。
弊社では随時求人募集を行っており、未経験者・経験者どちらも大歓迎でございます。未経験の方は、最初は先輩について仕事を覚えていただき、1人前の職人になるまで育てあげます。作業員や施工管理の経験、1級・2級土木施工管理技士の資格をお持ちの方は、能力に応じてしっかりと優遇させていただきます。
生活を支える要となる公共土木事業で、施工管理スキルを高めていきたいと考えている方は、ぜひ西進開発へお問い合わせください。社員一同お待ちしております。
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