皆さんこんにちは。神奈川県厚木市を拠点に、神奈川県・東京都内・埼玉南部・静岡東部で公共の土木工事・舗装工事や民間の建築外構を手掛けている西進開発です。
多岐にわたるハードな仕事内容から、施工管理の仕事を辞めたいと思う人が少なからずいます。しかし、辞めるかどうかを決める前に、どのような理由で辞めたいのかを見つめ直すことが大切です。
ここでは、施工管理の仕事を辞めたいと思った時に取るべき行動や判断材料などをご紹介します。
■よくある退職理由とは
施工管理を辞めたいと思っている人の多くは、以下の理由を挙げています。どちらも、昔ながらの建築業の慣例が残っている結果だと言えるでしょう。それぞれの理由を深掘りして解説します。
・残業が当たり前になっている
皆さんもご存知の通り、施工管理の仕事は4大管理と呼ばれる工程・原価・品質・安全の各管理を始めとして、スケジュール管理・職人への指示・建材などの発注・トラブル発生時の対応・書類作成など、実に範囲が広いものです。
朝は、他の社員よりも早く出勤しさまざまな準備が必要であり、現場から戻ってからも事務作業をこなさなくてはなりません。このため、施工管理の仕事は残業が当たり前の毎日であり、定時で帰れることはほぼないと言えるほどです。
建設業において働き方改革が進んでいるものの、施工管理の残業はまだまだ改革途中と言えます。また、建設業では残業や休日出勤をした方が偉いという風潮も少なからず残っており、仕事が終わっていたとしても残業をせざるを得ない状況もあるのです。
・強制参加の飲み会がある
体育会系の気質が見られる建設業界では、飲み会の頻度が高い会社も多いままです。ハードな肉体労働を1日終えた後で、お酒を飲んで疲れを取りたいと考える人も多く、管理者である施工管理も同席せざるを得ません。
飲み会が苦手な方にとって、飲み会があまりにも続くと、心身ともにしっかり休める時間が取りづらくなります。プライベートの時間も確保できないうえ、次第に疲れが蓄積し体調悪化にもつながることで、辞めたいと思う気持ちが高まるでしょう。
・仕事内容に給料が見合わない
国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は443万円との結果が出ています。これに対して、建設業の平均給与(平均給与・手当+平均賞与)は511万円と、全体よりも平均給与は高くなっています。
にもかかわらず、施工管理をやめたいと思う人が多いのは、給料は高いものの仕事内容はそれ以上にハードであるためです。労働時間が長いため、時給換算すると金額は下がってしまい、辞めたいと思う人が増える理由のひとつです。
参考|国税庁-民間給与実態統計調査
》施工管理はやめとけといわれるのはなぜ? 働き方改革の現状を解説
■施工管理は潰しが効かないって本当?
施工管理は専門性が高い仕事です。仕事の専門性が高いほど潰しが効かないと言われており、施工管理を辞めたいと思っても、すぐに転職できるか不安になる人もいるでしょう。
しかし、実際には潰しが効かないことはありません。むしろ施工管理の経験を活かして、自分が希望する転職が目指せるのです。これには、以下の2つの理由が挙げられます。
・他業界でも活かせるスキルが身につく
施工管理の仕事を通じて、業種ごとの知識に加え、工程および品質の管理・交渉能力・マネジメント力・リーダーシップなど幅広いスキルが習得できます。施工管理が携わるプロジェクトは、大きいものでは億単位のコストがかかります。関わる人員も専任単位に達することが珍しくなく、プロジェクト管理には管理職クラスのスキルが必要と言われているほどです。
このため、施工管理で身につけたスキルは汎用性が高く、施工管理だけでなく他の業界でも十分活用可能です。施工管理は、決して潰しが効かない仕事ではありません。
・他業界・他職種への選択肢がある
施工管理で培ったスキルや知識を活かして、他の業界や職種への転職が目指せるようになります。一例として、不動産・設計・技術系の公務員・建設会社・ビル管理・デベロッパー・金融関連・メーカー・電鉄系など、選択肢は多岐にわたります。
上記以外の職種であっても、間接的に施工管理の経験を活かせる場は多数存在します。さらに、多くの会社で終身雇用の方針が変わりつつある現代では、年代に関係なく新しい仕事にチャレンジする人も増えているのが現実です。施工管理のスキルを活かせる仕事を積極的に見つけていくのも、ひとつの手段でしょう。
》【施工管理志望の方必見!】土木業界の現状と将来性はどんな感じ? 西進開発のキャリアプランを紹介
》新卒で建設業ってありなの?働く際のメリットを紹介
■施工管理を辞めたいと思ったときにやった方がいいことは?
施工管理を辞めたいと思ったときには、施工管理の仕事を辞めたいのか・働いている会社を辞めたいのかを考えてみましょう。前者の場合は、同じ会社で施工管理以外の部署に異動する方法も選択できるでしょう。後者の場合は、会社を辞めて転職し、再度施工管理の仕事に就くことで、悩みを解決できる可能性があります。
ひとくちに施工管理の仕事と言っても、会社の方針や仕事の進め方などは会社ごとで大きく異なります。その中で西進開発では、残業や強制の飲み会など、建設業界特有の慣習を変えるべく、できるところから改革に取り組んでおります。施工管理の仕事に誇りと自信を持ち、長く働きたいと考えている方は、西進開発で一緒に働きませんか。
■まとめ
ここまで紹介してきたように、業務内容や建設業界特有の慣習から、施工管理の仕事はとてもハードだと感じる人が多いのが現状です。ただし、全ての会社の施工管理が、残業や休日出勤が多いわけではありません。
施工管理の仕事を通じてさまざまなスキルを培い、なおかつ働きやすい環境を求めている方は、西進開発でぜひ一緒に仕事に取り組んでいきましょう。
■西進開発で一緒に建設業の慣習を変えていきませんか?
神奈川県厚木市を拠点に、公共の土木工事や補装工事などを中心に手がけている西進開発では、公共土木工事の施工管理職を募集しております。弊社の施工管理は、主に土木工事の五大管理を担当し、地域の皆様のインフラを支えております。
どのような施工内容であっても、施工から現場管理まで一括で対応可能であり、現場のニーズに柔軟に対応可能です。県や市などから公共の仕事を多数受注しており、これまでにさまざまな施工現場で実績を積み重ねてまいりました。優良会社としての表彰も複数回受けているため、技術を高めたいと考えている方にぴったりです。
社員が働きやすい会社を目指して、残業時間は月10時間未満を実現しております。これは、DX化推進による業務効率化の成果です。AI技術の現場導入・3次元データの活用・社員へのPC支給・オンラインでの勤怠管理および会議・テレワークなど、さまざまな取り組みを導入しております。
弊社では随時施工管理の求人募集を行っており、未経験者の方も大歓迎していますので、ぜひお気軽にご連絡ください。現在弊社の施工管理には、新卒入社・経験者の双方がおりますので、未経験者の方も安心してご応募いただけます。
業績も好調で、毎年新卒メンバーも入社していますが、ゆくゆくはあなたにも、マネージャーとして若手が長く働ける職場となるよう、働き方の改善にも挑戦いただき、健やかに働ける職場をつくってほしいと考えています。
経験者ももちろん歓迎。作業員や施工管理の経験のほか、1級、2級土木施工管理技士をお持ちの方は、能力に応じてしっかりと優遇させていただきます。評価ランクに応じた昇格も行っているため、仕事の頑張りを給与に反映できます。
厚木の地に根付いた仕事がしたい・施工管理のスキルを高めたい・長く働ける会社を探しているなどと考えている方は、まずはお気軽にご連絡ください。
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